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磁石の種類と特性を徹底解説!磁気の強さや持続性とは?

磁石の種類と特性を徹底解説!磁気の強さや持続性とは?

磁石は、私たちの身の回りの文具や雑貨、家電や家具、医療機器や工業製品など、幅広い分野で活用されています。外から見えない部分に使われていることが多く目立たないこともありますが、便利な暮らしを支えてくれている縁の下の力持ちのような存在だと言えるでしょう。

この記事では、磁石の基本的な仕組みと主な種類・特性について紹介しています。磁石の強さと持続性に影響する要素、磁石の取り扱いと保管方法についてもまとめているので、磁石を扱う際はチェックしてみてください。

磁石とは?基本的な仕組み

そもそも磁石とはどんな性質を持ち、どのような仕組みで力を発揮するのでしょうか。まずは、磁石の基礎知識から解説します。

磁石の性質と磁力の発生原理

磁石の性質と磁力の発生原理

磁石は「磁場」を発生させ、鉄やニッケルなどの金属を引きつけるという性質を持っています。

「磁力」は、物質を構成する原子が運動・回転することで生み出されます。磁力にはN極(北極)とS極(南極)があり、同極同士は反発し、異極同士は引き合います。この磁力が働く場こそが「磁場」であり、磁石の力が及ぶ範囲のことです。

磁石の詳しい性質については、以下の記事をご覧ください。

磁石の性質について詳しく見る

永久磁石と電磁石の違い

磁石には、大きく分けて「永久磁石」と「電磁石」の二つがあります。

永久磁石とは、外部から力を供給されなくても常に磁力を持ち続ける磁石のことです。後ほどご紹介するフェライト磁石やネオジム磁石は、永久磁石に該当します。磁極の向きや磁力は一定で、安定しています。

電磁石とは、電流を流している時だけ磁力が発生する磁石のことです。ソレノイドコイルが該当し、スイッチを入れて電気を流すことでオン・オフや開閉が切り替わるような家電や工業用製品に使われています。電流の向きや強弱で、磁極の向きや磁力を調節できます。

磁石の主な種類と特性

磁石は、その特性によっていくつかの種類に分けられます。以下に、主な種類と特徴をまとめました。

フェライト磁石

特徴 比較的安価で耐久性があり、錆びにくい
磁力 ネオジム磁石に比べると磁力は弱め
主な用途 スピーカー、モーター、家庭用品、マグネットシート

フェライト磁石は、フェライト(酸化鉄)を主成分とした磁石です。磁力が安定していてリーズナブルなので、様々な場所で使われています。やや脆く、加工しようとすると割れてしまうことがあります。

マグネットシートキングでは、フェライト磁石を使用した直接印刷できるマグネットシートを取り扱っています。マグネットシートの材質・仕上がりについて詳しくは以下のページをご覧ください。

マグネットシートの材質・仕上がりについて詳しく見る

ネオジム磁石

特徴 最も強力な磁力を持ち、小型化が可能
磁力 非常に強力だが、錆びやすくコーティングが必要
主な用途 ハードディスク、モーター、精密機器

ネオジム磁石は、レアアースの一種であるネオジムを主成分とした磁石です。小さくても高い磁力が魅力ですが、錆びやすく割れやすい、やや高コストといったデメリットも持っています。

サマリウムコバルト磁石

特徴 ネオジム磁石に次ぐ強い磁力を持つが高価
磁力 高温環境でも強く、腐食しにくい
主な用途 航空宇宙産業、医療機器、センサー

サマリウムコバルト磁石は、レアアースの一種であるサマリウムとコバルトから作られる磁石です。耐熱性と耐食性、磁力が高く、コーティングも不要ですが、やや欠けやすく高価です。

アルニコ磁石

特徴 耐熱性が高く、強力な磁場を作りやすい
磁力 比較的強めだが、ネオジム磁石には劣る
主な用途 ギターのピックアップ、測定機器

アルニコ磁石は、鉄とアルミニウム、ニッケル、コバルトから作られる磁石です。耐熱性と耐食性、強度が高い一方、外部の磁場の影響を受けやすく長期間の使用には不向きです。

ゴム磁石(ラバーマグネット)

特徴 柔軟性があり、曲げても使える
磁力 比較的弱いが、安全性が高い
主な用途 冷蔵庫のマグネット、POP広告、教育用品

ゴム磁石は、ゴムや樹脂と磁性粉末(フェライト磁石粉末等)を混ぜてシート状に加工したものです。磁性粉末の種類によって多少異なりますが、磁力が弱く耐熱性が低い点がデメリットです。加工しやすく、様々な場面で活用されています。

その他特殊磁石について

上記でご紹介した磁石以外には「ボンド磁石」と呼ばれるものがあります。粉末磁石を樹脂やゴムなどで固めたもので、磁力は落ちますが複雑な形状に仕上げることができます。

「希土類磁石」はレアアース磁石とも呼ばれ、先ほど挙げたネオジム磁石とサマリウムコバルト磁石が該当します。

磁石の強さと持続性について

磁石を使用する際は、磁石の強さと持続性を考慮して選ぶ必要があります。強さと持続性に影響するポイントは、以下の3点です。

磁石の素材

素材となる金属磁性粉末によって、磁石の強さは異なります。例えば、ネオジム磁石は非常に強力ですが高価です。フェライト磁石は、比較的磁力が弱いものの、汎用性が高いのでコストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。

磁力の形状

磁石の形状によって磁力の発生範囲は異なります。例えば、円形の磁石はまんべんなく周囲に磁力を発生させますが、角形の磁石は四隅で磁力が交差します。

また、磁石の配置方法によっても磁力は変わります。同じ磁石の場合、磁石の高さが大きくなるほど磁力も強くなると言われています。

磁石のサイズ

磁石は接地面積が広いほど磁力が強い傾向にあるため、基本的には大きいほど強力と言えます。ただし、小さくても磁力の強いネオジム磁石などがあるため、用途に応じて選ぶことが大切です。

磁石の取り扱いと保管方法

磁石の取り扱いと保管方法

最後に、磁石の取り扱いと保管方法についてお伝えします。

強力な磁石を使う際は、ペースメーカーなどの医療用電子機器や通帳・キャッシュカードの磁気テープへの影響に注意が必要です。機器の誤作動やデータ消失の可能性があるため、近づけないようにしてください。機器の誤作動やデータの消失の可能性があります。また、磁石同士が強く引き合ってくっついた時の衝撃や高温環境で割れる危険性、子どもやペットが誤飲する危険性も考えられます。使用しない時は柔らかい布やケースに収納し、直射日光が当たらない、子供や動物が触らない場所に保管することをおすすめします。

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