ベビーインカーの意味とは?種類と特徴についても紹介!

赤ちゃんを車に同乗させる場合、チャイルドシートの装着が義務付けられていますが、「ベビーインカー」あるいは「ベイビーインカー」と呼ばれる赤ちゃんステッカーの貼付も考慮する方々もいるのではないでしょうか。
しかし、ベビーインカーについては、実際につける義務があるのかやそもそもどんな目的で貼るのかといった疑問をもつ人もいるでしょう。
この記事では、赤ちゃんが車に乗る際に使われている「ベビーインカー」の意味や種類、特徴について詳しく紹介します。ベビーインカーのことを知らない方や、ステッカーをつけるべきか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
~目次~
ベビーインカーの意味とは

車用の「ベビーインカー(赤ちゃんステッカー)」は、車内に赤ちゃんが同乗していることを周囲に知らせるためのサインです。赤ちゃんが同乗している場合、走行中に減速したり、路肩に車を寄せたりする可能性があります。
その際、ベビーインカーを提示することで後続車の運転者に注意を促します。後続の運転者も余裕をもった走行を心がけるようになり、減速や駐車による衝突事故を未然に防ぐことに効果に期待ができます。
しかし、ベビーインカーの設置は義務付けられているわけではありません。いつまで貼るかは個々の判断に委ねられており、ステッカーを剥がすタイミングは人それぞれです。赤ちゃんを乗せた運転に慣れたころに剥がす人や、幼児用の「キッズインカー」に切り替えるときまで貼っている人もいます。
ベビーインカーは赤ちゃんや同乗者の安全を守るだけでなく、ほかの運転者の理解と配慮を促し、より安全な交通環境をつくる存在として周知されています。
ベビーインカーの発祥地とは
ベビーインカーの発祥地は、アメリカとされています。1984年にベビー用品メーカーであるセーフティーファースト社のマイケル・ラーナー社長が、周囲のドライバーに注意を促し、安全意識を高めるためにステッカーを開発しました。ラーナー氏は赤ちゃんや小さな子どもを乗せた車には、普段以上に安全運転を気遣ってほしいという意味があると話しています。
日本でも、赤ちゃんが乗っていることを後方の車に伝えて運転の配慮を促したり、自身の安全運転を心がけたりするために取り入れられました。
ベビーインカーの種類とそれぞれの特徴
ベビーインカーには好みや使いやすさに応じていくつかの種類があります。ここでは、マグネットタイプ、ステッカータイプ、吸盤タイプの3種類とその特徴を紹介します。
マグネットタイプのベビーインカー
マグネットタイプのベビーインカーは、ボディに貼るだけで簡単に使用できるため、手軽に何度でも貼って剥がしたい方に適しています。複数の車でステッカーを使い回したい場合にも便利です。
しかし、マグネットタイプは車のボディ部分に貼れますが、ガラス面や樹脂面には貼ることはできません。また、洗車機を通り抜けたり高速道路を走行したりする場合は、剥がれるリスクも考えられるため、外すことが推奨されています。
普段の走行時に外れるとは考えにくいのですが、貼り方によっては落下する可能性があります。落下を防ぐには、ボディの平らな面に空気が入らないようにピッタリと貼ることが重要です。また、風雨や市街線にさらされることでステッカー自体が劣化し、デザインが色あせてしまう場合があります。定期的な買い替えを考慮し、安全面とデザイン性を確保することが求められます。
マグネットシートキングでは、車に貼ることのできる車用マグネットを販売しています。丸形や曲線など自由な形で作成することができますので、ぜひご覧ください。

ステッカータイプのベビーインカー
ステッカータイプのベビーインカーは、ガラス面や曲線にも貼り付けが可能であり、比較的見た目も美しく貼れるタイプです。常にステッカーを貼っておきたい場合に適しており、UV加工やラミネート加工が施されたステッカーも販売されています。
このタイプのベビーインカーは、転写シートを使って車のボディに直接デザインを写すものです。車のボディに似合うデザインやカラーを選び、剥がれないようにしっかりと貼り付けます。
ベビーインカーが必要がなくなって剥がす場合は、市販の糊落としやスクレーパー(ガラス専用のヘラ)などを使うことがおすすめです。
マグネットシートキングでは、常に貼っておける車用ステッカー・シールを販売しております。耐久性に優れた車用ステッカーをお探しの方はぜひご覧ください。

吸盤タイプのベビーインカー
吸盤のベビーインカーは、文字やキャラクターなどがデザインされたステッカーに吸盤が付いたタイプのものです。簡単に付け外しができるだけでなく、車の内側のガラス面に貼ることで風雨や紫外線による劣化を防げます。
吸盤はリアガラスにぴったり密着するように設計されていますが、誤った付け方や衝撃によって外れることもあります。そのため、設置する際にはガラス面の汚れを拭き取って設置するようにしましょう。
※マグネットシートキングでは、吸盤タイプのベビーインカーは販売しておりませんので予めご了承ください。
まとめ
赤ちゃんの安全を考えた車の同乗時には「ベビーインカー」が有効です。ベビーインカーの貼付は義務付けられていませんが、赤ちゃんや運転者だけでなく、ほかの車を運転する人々が安全を心掛けることに期待ができます。
ベビーインカーは主に3種類あり、それぞれの特徴やメリットを考慮して車の所有者にとって使いやすいタイプを選んでください。お気に入りのステッカーを用意して、赤ちゃんとのドライブを快適なものにしていきましょう。