マグネットシートの活用アイデア紹介!種類や選び方も解説

マグネットシートとは、鉄・スチール製の素材に吸着し、インクジェット出力したメディアやマーキングフィルムを貼った加工ができる、シート状のマグネットのことです。マグネットシートの活用例としては、車に貼りつけられている初心者マークや、ポストに投函されている水道屋さんの広告などが挙げられます。
このコラムでは、マグネットシートの種類や基本的な使い方、活用のアイデアをご紹介します。マグネットシートはさまざまな種類と幅広い用途があり、加工もしやすいため、アイデア次第でいろいろな使い方ができる便利なアイテムです。
また、用途に合わせた選び方も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
~目次~
- » マグネットシートの種類
- » マグネットシートの活用アイデア事例
- » マグネットシートの選び方
- » まとめ
マグネットシートの種類
マグネットシートにはいくつかの種類があり、さまざまな用途で使用されています。
こちらでは、以下の代表的なマグネットシートをタイプ別に3種類をご紹介します。
- マグネットタイプ
- 粘着タイプ
- 両面タイプ
マグネットタイプ
マグネットタイプは、一般的にイメージされているマグネットシートです。裏面が磁石になっており、何度でも貼ったり剥がしたりできるため、スチール製の家具や冷蔵庫・車など、さまざまな用途に使用できます。

粘着タイプ
粘着タイプは片面に接着剤がついており、マグネットが吸着しない壁にも貼りつけられるマグネットシートです。粘着タイプの使用例には、以下のようなものがあります。
- 粘着面にデザインを貼りつけて、冷蔵庫や壁に飾る
- 粘着面を壁などに貼りつけ、マグネット面を表にして利用する
- 家庭用プリンターで印刷した普通紙を貼り合わせて使う
- 接着面にティッシュケースや小物入れを貼りつけ、冷蔵庫などにくっつける
このように、粘着タイプのマグネットシートは多彩な使い方が可能です。


両面タイプ
両面タイプはシートの両面がマグネットになっており、リバーシブルで使えるため、表と裏にデザインができるマグネットシートです。使用例として、オフィスの勤務管理表などで「出勤」「休み」と片面ずつ書いて運用する、といった使用方法があります。また、会議室などの空室確認で「不在」「使用中」と片面ずつ書いて、入退室のタイミングで貼り替える、といった活用方法もあります。

マグネットシートの活用アイデア事例
マグネットシートは汎用性が高く、工夫次第でさまざまな使い方ができます。
こちらでは、マグネットシートの使い方について、大きく5つに分けてご紹介します。
書いて消せるホワイトボードにする
マグネットシートは、書いて消せるホワイトボードにすると便利です。
ホワイトボードとして活用する場合は、サイズの大きな大判タイプが便利で、壁などに貼りつけて使用します。
予定表や方眼紙がついたものや、黒板と同じ素材が使われたものなどさまざまなタイプがあり、子どものお絵描きにも活用できるでしょう。

また、ホワイトボードマグネットシートを活用するのも一つの手です。最近では、100均やホームセンターでもホワイトボードタイプのマグネットを取り扱っていることがあり、入手しやすくなっています。ホワイトボード用のペンを使うとシートに文字などを書いたり消したりできます。冷蔵庫に貼って家族で伝言を共有できるようにしたり、職場のデスクやスチールドアなどに貼って連絡事項をメモしておいたりという活用方法もあります。

おもちゃや知育アイテムにする
マグネットシートに文字やイラストをプリントして、子どものおもちゃや知育アイテムとして活用するのもおすすめです。
手作りの「あいうえお表」や「国旗のイラスト」を作成して勉強したり、学校の時間割や持ち物リストを作ったりできます。
また、マグネットシートの厚さによっては自由に切れるため、三角や台形にカットして自作のおもちゃを作ってあげても良いでしょう。

最近では、「マグネットタックピース」と呼ばれる、あらかじめ切れ目が入っているマグネットシートもあります。マグネットタックピースにペンで文字を書いたり紙などを貼り付けたりすることで、簡単に小さなマグネットシートを作ることができます。

キッチン用品やメモなどを貼りつける
買い物リストやキッチン用品・お風呂場グッズを冷蔵庫や壁に貼り付けるというのもマグネットシートの活用方法の一つです。
冷蔵庫を開けたついでに中身をチェックすれば、マグネットシートで作った在庫表や買い物リストにすぐ反映できます。また、キッチンはアイテム数が多く、何かと収納が必要です。キッチンペーパーやミットなどのキッチン用品を掛けるフックを設置すれば、収納力も向上します。

また、シャンプーやリンスのボトル、石鹸などを浴室の見える位置にかけておくと、一目で使いたいものが取り出しやすいです。浴室に物置き用の台を取り付けてもらうよりも、100均などで買うことのできるマグネットを使って収納すると、節約効果も期待できます。
管理表やカレンダーにする
マグネットシートは、管理表やカレンダーとしても活用可能です。
忘れがちなゴミの日や、習い事の日程管理など、1つのボードで完結させる事ができるため効率の良い運用ができます。カレンダーは一度作ってしまえば、年や月が変わっても繰り返し使うことができ、コスパも高いです。

曜日ごとにマグネットを作って、その下にメモを貼っておくと、その曜日で対応すべきタスクを一目で確認しやすくなります。正方形の小さめのマグネットシートや、マグネットタックピースを使うのがおすすめです。

ホワイトボードマグネットシートと他のマグネットシートやマグネットタックピースを組み合わせると、スケジュール表の中に大事なメモを貼り付けることができます。複数のマグネットシートを一緒に貼り付けることで、活用の幅が広がります。

部屋のインテリアとして飾る
部屋のインテリアとして飾るのも、マグネットシートのおすすめも使い方です。デザインがおしゃれなものや、さまざまなカラーやサイズのマグネットシートが販売されています。

また、1枚のマグネットシートを好きな形に切り抜いて貼り付けて楽しむ方法もあります。いろいろな表現ができるので、ぜひDIYに挑戦してみてください。

マグネットシートの選び方
マグネットシートの使い方が決まったら、実際に選んでいきましょう。
ここでは、目的に応じたマグネットシートの選び方をご紹介します。
設置場所や用途に応じて選ぶ
設置場所や用途に合わせ、マグネットシートを選びましょう。
ホワイトボードや管理表として使用する場合は繰り返し使うことを想定し、書いて消すことができるマグネットシートがおすすめです。部屋のインテリアなど飾る目的で使用する場合は、色がついていて加工や書き込みできるものが良いでしょう。

車のステッカーや屋外の掲示板など、屋外での用途は外で使用できるか確認し、耐久性の高いものやUV耐性のあるものを選ぶと良いです。屋外耐性がないマグネットシートを外で使用すると、印刷や手書きしたイラストなどが消えてしまったり、太陽光で表面が劣化したりすることがあるので注意してください。
サイズや厚さで選ぶ
マグネットシートにはさまざまな厚さやサイズがあり、それぞれ強度も異なるため用途に応じて選びましょう。
薄いマグネットシートであれば、ハサミやカッターナイフなどで簡単に切ることができ、細かい部分も微調整できるため、DIYや子どものおもちゃを作る際におすすめです。磁力が強い強力タイプのマグネットシートは、サイズや厚さが大きく加工しにくい場合もあるので、確認してください。

オリジナルデザインで印刷できるかで選ぶ
マグネットシートには、インクジェットやレーザープリントなどで自由にデザインを印刷できるものがあります。
オリジナルデザインで印刷して、「グッズやノベルティとして配布したい」と考えている場合は印刷に対応したマグネットシートであるかの確認が必要です。また、自分で作成する場合はクオリティ面の不安も出てきます。

オリジナルデザインでマグネットシートを制作してくれる業者もあり、枚数の多い場合や制作時間が取れない場合は依頼すると良いでしょう。
マグネットシートキングでは、オリジナルデザインのマグネットを印刷可能です。車用強力シートと小型ステッカーの2種類を取り扱っていますので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
このコラムでは、マグネットシートの種類や使い方、選び方などについてご紹介しました。
マグネットシートには広く知られているマグネットタイプだけでなく、さまざまな種類があります。また、工夫することで用途が広がり、屋内だけではなく屋外で使用することも可能です。
目的に合ったマグネットシートを選んで、活用してみてください。